海外旅行について

2019年8月13日火曜日

日記

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弟家族が今年の年末から年始にかけて、エジプト旅行に行くという。彼らは毎年のように海外に出かけていて、何年もずっと海外旅行を我慢している僕としては羨ましいかぎり。

長女も今朝の朝食のとき、「海外旅行に行きたいなあ」と言っていた。同級生がオーストラリアに行った話を聞いたそうだ。次女に聞いてみると、それほど海外を意識しているわけではないが、行きたいかと聞かれれば行きたいと答える程度。

妻は海外がどうかというより、そもそも泊まりに出かけること自体に気が進まない様子なのはわかっていた。夏休みに近場に泊まりに行くのでさえ気のない返事で、結局どこにも泊まりに行かずに、日帰りの範囲での行動になった。だから今まで聞きにくかったのだが、思い切って聞いてみた。「来年はうちも海外旅行をしたいと思うんだけど」と。

案の定、一瞬のうちに機嫌が悪くなるのがわかる。娘たちが自分の世話も満足にできないうちに行けないだろうと。でも、よくよく聞いてみると、やはり本人自身がそもそも海外に行きたいと思っていないことがはっきりした。国内がいちばん快適だし、大変な思いをしてまで海外に行く価値を感じないとのこと。

これは価値観の違いだから仕方ない。価値を感じないものに価値を感じろと言って、そう簡単に自分を変えられるものではない。だからもう、家族で海外旅行をする夢はあきらめた。行きたくない人を無理やり連れていっても、つまらない旅行になるだけだ。子供たちは高校や大学などで海外に行く機会もあるだろうから、それを利用してもらおう。

僕は自分自身の人生の時間を無駄にしないために、国内海外を問わず行きたいところには一人でも旅行しようと思う。自分と価値観を分かち合えない人のために、我慢をしたり犠牲になったりする必要はない。

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